19歳のときに知り合った友達に、開成高校からストレートで東大に行った人がいます。
その彼に一度、「MARCHとか早稲田とか知ってる?」と聞いたことがあります。返ってきたのが、「恥ずかしながら、聞いたことはあるけど偏差値はわからないんだよね。東大しか受験しなかったから」。めっちゃ申し訳なさそうに答えていました。今でも覚えています、このセリフ。
もう一個あります。「私と君のこの差は何?」と聞いたら、「記憶力が違うだけ」と。一回覚えたら忘れないよ、と言われました。確かに、勉強してる姿をあんまり見たことがない。
その時に心で思ったのは、記憶力がよくて忘れないのに他の大学を知らないってことは、高校時代に受験で東大以外の会話をしたことがないのか、ということです。レベルが違いすぎる。
で、その彼に勉強を教えてもらったことがあります。一ミリも理解できませんでした。私の理解力もあると思います。けど私みたいな一般人に伝える能力が、その時点ではなかったんです。
何が言いたいかというと、彼は勉強で躓いたことがないから、私が躓くポイントがわからないらしいんです。
指導者に向いてるのは”できる人”だと思われがちです。でも、教えるのに必要なのは、できることじゃなくて、どこで詰まるかを知っていることだと思っています。
ベンチプレスという種目があります。センスのいい人は、4ヶ月くらいで100kgを上げます。平均的な男性でも、週4で筋トレしていれば2年でいけます。
私は、100kgが上がるまでに週6で7年かかりました。なんなら、60kgを上げるのに3年かかっています。60kgって、最初から上がる人もいるんですよ。0日です。
だから私は、わからない人の気持ちがわかる。だから教えることができる。それが取り柄だと思っています。
めっちゃ余談ですが、東大の彼に「就活どうするの?」と聞いたら、「自分で会社作るけど、とりあえずGoogle行くわ」と言っていて、今はGoogleのエンジニアとして働いています。
これは、栃木県小山市のパーソナルジム PUTTERS の松本の”独り言”です。動画はYouTubeに、体のこと・トレーニングのことはLINEからお気軽にどうぞ。

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