初めて本を出してみて、分かったことがあります。
今回はA5で書きました。ただ、Amazonで自分で出す場合、印刷代に本の大きさは関係ないんです。決まるのはページ数と、インクが白黒かカラーか。A5でも文庫サイズでも、232ページなら同じ値段です。
その印刷代が、1ページ2円。232ページだと、1冊670円になります。
つまり、詰めて書けば書くほど、儲かるんですよね。
今回の本、文字だけを詰めて並べたら、たぶん120ページくらいで収まります。それを、232ページにしました。
「骨盤」「後傾」みたいに、読みながら頭を使う単語が出てくる本だからです。改行を増やして、文字の間も広げて、ネット記事に近い感じでスラスラ読めるようにしました。
原価でいうと、1冊あたり220円くらいを、そこに使っている計算になります。
私が偉いとか、そういう話ではないです。ただ、なるべく読みやすく。絵を増やす。文字を開ける。そういう努力をすればするほど、本は損します。
今まで「この本読みやすいな〜」「読みにくいな〜」と思うことがありましたが、その辺にお金の話が絡んでいたんですね。
儲けるのは悪いことではないです。本で生計を立てている人もいるし、立派な仕事です。私はそこで稼ぐのが性に合わない、という理由です。
本屋に行っても、目線が変わりました。中身を見て、それから値段を見ると、その人の性格が分かる。
これはAmazonで出す場合の話で、出版社が刷るとなると、また別の計算になるんでしょうけど。
絵本って高いな〜と思っていたんですが、あの厚紙で、あの大きさなら、原価的に仕方ないか〜と。
知らない視点が増えるのは、面白いです。

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