ふと貧乏ゆすりをしているとこんなことを疑問に思ったことはありませんか??
・何故貧乏ゆすりをするのだろうか??
・貧乏ゆすりはダイエットに効果があるのではないだろうか??
・貧乏ゆすりは体に良いのだろうか??
今回はそういった疑問を解決していきます。
結論から言うと、貧乏ゆすりはダイエットに対する効果は低いです。
ただ、血流促進で足が細くなったり集中力が増えたりする効果あります。
貧乏ゆすりの原因とストレス
貧乏ゆすりはご存知ですか??
貧乏ゆすりの原因は・・・解明されていません。
ただ一つ言えるとこは、パーソナルトレーナー視点で貧乏ゆすりはした方が良いです。
というのも貧乏ゆすり原因には諸説あります
・ずっと座っていると、下半身の血流が滞ってしまう
・何もしないという行為は、心理的にに不安になる事が多いため
・ストレスから脳をリラックスさせるため
貧乏ゆすりをした方がリラックス効果があり、下半身に血液がめぐりやすくなります。
貧乏ゆすりとダイエットの関係性
冒頭でも説明を致しましたが、貧乏ゆすりでの直接的なダイエットの効果はありませんが足は細くなりすっきりします。
貧乏ゆすり時に使っている筋肉はふくらはぎです。ふくらはぎの筋肉は大きく2つあり、「腓腹筋」と「ヒラメ筋」です。
座っている状態でふくらはぎを上下運動してるので、ふくらはぎの「ヒラメ筋」という筋肉が使われます。
陸上競技で例えると短距離選手は腓腹筋、長距離選手はヒラメ筋が発達しているといわれています。
そのためヒラメ筋は筋肉が筋肥大しにくい筋肉であるため、貧乏ゆすりによってふくらはぎが太くなることはありません。ご安心ください
また、ふくらはぎは第二の心臓と言われていますね。
ふくらはぎには下半身にたまった血液を心臓に戻すポンプの働きをしています。むくみは下半身に血液が滞ることも原因ですから、貧乏ゆすりをすることでむくみの改善をすることができます。
また、血流が良くなることで頭が冴えたりするので仕事の合間にすることで作業効率も上がります。
因みに第二の脳は腸と言われています
貧乏ゆすりとダイエットとカロリー
少し古い論文になりますが、1時間貧乏ゆすりをすると40カロリーの消化とのことでした
(https://academic.oup.com/ajcn/article/72/6/1451/4729468?login=true)
体重50kgの人が1時間運動を行った場合は、それぞれ下記のようなデータになりました。
ウォーキング | 180㎉ |
ランニング | 473㎉ |
貧乏ゆすりは、ダイエットとしての効果が低いことはウォーキングと比べても明らかですがパソコン作業や勉強は歩きながらしにくいと思います。
座り続けなければいけない場合などに貧乏ゆすりをすると良いでしょう。
貧乏ゆすりが糖尿病予防に??
座りっぱなしは糖尿病のリスクが上昇するとこちらの論文で可能性があるといわれています。
座りっぱなしの状態が1時間増えると2型糖尿病の発症リスクが22%増加し、メタボリックシンドロームの発症リスクが39%増加するといわれています。
また、別の論文では座りっぱなしの状態が長くなると死亡リスクが上がる事も示唆されています。
またこちらの論文では、貧乏ゆすりをしている人としていない人で分けた実験で、貧乏ゆすりを行った人は座りっぱなしでも死亡リスクは上がりませんでした。
つまり貧乏ゆすりをすることで、「糖尿病」「メタボリックシンドローム」「死亡リスク」を減らす事ができます。
座って仕事をしている人は貧乏ゆすりをしましょう!
また、どうしても周りの目が気になる人は1時間おきに屈伸を10回ほど行いましょう。こちらの方がまだ周りの目を気にせずに行えると思います。
まとめ
今回は貧乏ゆすりとダイエットの関係性でした。
貧乏ゆすりでダイエットの効果は期待できませんが、 「糖尿病」「メタボリックシンドローム」「死亡リスク」の発症リスクや足のむくみの解消になります。
周りの迷惑にならない範囲で行っていきましょう!
コメント