友人が本気でEDで悩んでいるとのことで、パーソナルトレーナー視点での対処法を解説していきます。基本的に、男性ホルモン(テストステロン)を高めることが数あるうちの1つの対処法だと考えています。
女性にとっては関係のない話ですが、パートナーの為に知っておいても良い知識かと思います。またテストステロン値を高めることは、筋肉を増やすことにも重要な要因なのでEDでない方も読んでいただけたら幸いです。
テストステロンと副腎の関係性について
テストステロンとは？？
・男性ホルモンの一種
・男性の場合、約95％が睾丸から分泌。残りの5%は副腎から分泌される
女性の場合は副腎や卵巣でテストステロンは分泌されますが、男性の1/10~1/20程度しか分泌されません。
女性が筋肉がつきにくい理由はここにあります。
因みに副腎とは腎臓付近にある臓器です
テストステロンの効果
テストステロンの役割は次のようになっています。
・やる気が出る
・前向きになれる
・精力がつく
・骨や筋肉が発達しやすくなる
・記憶力、集中力の向上
軽い憂鬱などもテストステロンである程度解決することができます。
テストステロンを高めるために、まずは運動
食事やサプリメントでテストステロン値を高めることはできますが、まずは運動しましょう。
運動は、有酸素を行うより重りを扱うウエイトトレーニングがベストです。
ジム探しで困っている人はこちらの記事をご覧ください。
まずはジムを探して通うところからスタートです。
テストステロンを高めるため①おすすめのトレーニング
まだトレーニングをしていない人は、トレーニングをするだけでも前進しますね。
辛くないトレーニングを継続することが大切です。
まずは継続できるように強度を弱くして、ジムに行くハードルを下げましょう。
というのも、激しすぎるトレーニングは逆にテストステロン値が下がります。
ですので「これぐらいならまた来てもいいかな」ぐらいのトレーニングで大丈夫です。
テストステロンを高めるため②おすすめのトレーニング部位
みなさん鍛えたい部位がありますでしょうか？
かっこいい胸板が欲しいから大胸筋。逆三角形が欲しいから背中。
どこの部位を鍛えても追い込みすぎなければテストステロン値は上昇します。
鍛えたい部位があるのであれば、そこをやると良いと思います。
ただ一番テストステロンが出やすい部位は、足のトレーニングです。
足は一番体積が大きい分テストステロンは出やすいです。
よって効率を求めるのであれば足のトレーニングをすることをおすすめします。
スクワットやレッグプレスといったトレーニングですね。
ただこれも「嫌いだから次来たくない」って思うのであれば無理にやる必要はありません。
テストステロンを高めるため③肥満はNG?
運動を進める理由としては、肥満を防止する意味もあります。
肥満になるとプロラクチンというホルモンが増えます。
プロラクチンはテストステロンの分泌を妨げる効果があります。
つまり肥満になるとテストステロン値が上がりにくくなります。
テストステロンを高めるおすすめのサプリメント
もう既に運動をしている人、これからの人もサプリメントを活用すると効率よくテストステロン値を上げることができます。
薬と違ってサプリメントなので効果は高くはありませんが、副作用もありません。
適量を守って摂取すれば問題はありません。
テストステロンを高めるサプリメント①マカ
精力剤として有名で天然素材のバイアグラとも呼ばれております。
バイアグラには｢顔のほてり｣｢目の充血｣｢鼻づまり｣等の副作用が稀に出ますが、マカにはそういった副作用はほぼありません。
マカの成分としては、18種アミノ酸やビタミンミネラルなどがバランスよく含まれています。
主成分はアミノ酸のアルギニンです。
マカ自体がいろいろな成分を混ぜたものですから、めんどくさい人はこれだけで大丈夫です。
また滋養強壮の効果も期待ができます。
テストステロンを高めるサプリメント②亜鉛
亜鉛はたんぱく質の合成に欠かせないミネラルです。
亜鉛は精子の形成には必ず必要とされ、生殖機能の改善に役立ちます。
よってテストステロン分泌に亜鉛が必要不可欠です。食材ではレバー、納豆、卵などに含まれています。
また、亜鉛は汗の中に多く含まれており、発汗量に比例して体外へ流出する量も増加します。皆さんには運動を推奨しているので汗もかくと思います。
マカだけで良いと言いましたが、マカとは別に亜鉛単体で摂れた方が良いです。
テストステロンを高めるサプリメント③シトルリンとアルギニン
アルギニンは男性ホルモンの分泌にも深く関与しています。マカの主成分でもあることから、テストステロンの分泌に効果を発揮します。
ただ、人間には尿素回路(オルニチン回路)と呼ばれる回路があります。
尿素回路では
アルギニン→シトルリン
シトルリン→アルギニン
に変化が起きます。
よってどっちを摂ってもアルギニンを摂取したと同じことになります。
ただ、一番効率が良いのは、アルギニンとシトルリンの両方を摂ることです。
しかし、アルギニンはアルカリ性で少し胃を痛めてしまいます。
一方でシトルリンは中性でそのようなことはありません。
胃が弱い方はシトルリンを摂るのが良いでしょう。
まとめ
今回はEDに困っている方や筋肉をつけるうえで欠かせないテストステロンの増やし方でした。
・運動をする
・脂肪を減らす
・マカ、亜鉛・シトルリン・オルニチン等のサプリメントを摂取する
以上です
またお会いしましょう。
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