最近、自分の中で運動的IQ=“教科書づくり”の定義がハッキリしました。今日はその、いちばん芯の話をさせてください。
たとえば高校数学で「極限」って習いますよね。限りなく近づいていく、ってやつ。でもあれ、実は厳密には正しくないんです。大学に行くともっとちゃんとした定義を習って、「え、高校で教わったの違うじゃん」ってなる。私もその一人です。
呪術廻戦の五条悟の「無限」、って知ってます?(知らない人、呪術廻戦ってアニメ見てください笑)五条悟に近づこうとすると、距離を無限に分割されて、永遠に触れられない——って能力です。作中でも「無限とは、実際には収束する無限級数のこと」って説明されます。あの“近づくけど届かない”感覚が、まさに数学の「極限」なんです。
じゃあ高校と大学で何が違うのか。高校の極限は「なんかスゲー、近づけない」っていう雰囲気の五条悟。大学で習う厳密な定義(イプシロン・デルタ論法といいます)は、その無限がどういう仕組みで成立してるかを一分の隙もなく説明しきった“術式の裏側”。(ちなみに私、大学のイプシロン・デルタ論法のテストで100点満点を取りました)
で、ここが大事なんですが——私は、高校までの数学が無駄だったとは思いません。むしろ順番として完全に正しい。
100%正しいことって、全部の前提が揃って初めて成り立つ理屈なんです。前提を知らない人に、いきなり“大学の数学”を渡しても絶対に理解できない。だから人は、小学生→中学生→高校生→大学生、って順番に習っていくしかない。最初はみんな“雰囲気”でいいんです。ガチ理論は、後で。
これ、運動もまったく同じだと思っています。運動に関しては、みんな最初は小学生なんです。頭がいいとか悪いとかじゃなくて、ただ習う順番の話。いきなり“大学生の内容”を教えても、理解できなくて当たり前。
だから私がやりたいのは、まずみんなを「高校生になれるくらい」まで引き上げること。これが運動的IQです。だから私の発信は、中学生・高校生が見ても分かる内容を目標にしています。難しくて厳密な話は、もっと後々でいい。土台のない場所に積んでも、崩れるだけだから。
「なんか難しそう」で運動から離れちゃう人を、私はいちばん減らしたい。だからまずは、いっしょに“雰囲気の五条悟”から始めましょう。——そこまで来れたら、体は驚くほど変わります。
これは、栃木県小山市のパーソナルジム PUTTERS の松本の”独り言”です。体のこと・トレーニングのことは、LINEからお気軽にどうぞ。

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