太っていればダイエットの為に運動するんだけど、体型に困ってないからなぁ
この記事を読む方は、このような事を気にしているのではないでしょうか
・ 現状体型には困っていないから運動する理由が分からない
・ 目に見える変化が感じにくいからモチベーションが上がらない
・これ以上痩せたくないから、運動はしたくない
結論として、痩せている人でも運動はするべきです。
その理由をダイエット以外の観点から解説していきます。
仕事で体を動かしている=運動ではない
良くある言い訳として、「体を動かす仕事だから休日に運動する必要はない」といったものです。
それでは、日中外で働いている大工のお兄さんや土方のお兄さんが全員健康でしょうか?
答えはNOです。
体を動かせばどんなことでもOKかと言われると違います。
もちろん、日中デスクワークで働いている人よりかは体力があるのは間違いありません。
どのような運動が最適かという問いの答えは心拍数の増加です。
適切な運動とは、適切な心拍数を上げることでもあります。
ここでいう心拍数はしっかり筋肉を動かした時に上昇する心拍数であって、緊張したときに上がる心拍数ではありません
更に具体的に言うと、記憶力の低下や仕事の生産性の低下をさせないためには1週間に1時間の運動が必要と言われています。
痩せていて運動のモチベーションが無い人は、最低1週間に1時間は運動するようにしましょう。
運動は走るのと歩くのはどっちが良い?
記憶力の低下や仕事の生産性の低下をさせないためには、心拍数を適度に上げる必要があるので走る方が良いです。
やせ型で、運動するモチベーションが無い人はとりあえず走ってみましょう。気持ち良くなるはずです。
もちろん、何度もお伝えしている通りダイエット目的であれば走ることは逆効果になるのでおすすめはしません。
そこでダイエット+心拍数を上げる目的であれば、おすすめはHIITトレーニングになります。
https://poritanfitness.com/586/
HIITトレーニングを4分間朝行っただけで、一日のパフォーマンスが上がった。
朝に筋トレすると気持ちが良いというのは、心拍数増加が作業効率を上げるという科学的根拠のもとに成り立っているということです。
因みにデスクワーク中に貧乏ゆすりすることも、生産性が上がりますのでお勧めです。
友達が減らない程度にやりましょう。
緊張をすると心拍数が上がるのはなぜ??
・人前に立つと緊張をする。
・会社でプレゼンをすると緊張する。
緊張すると心拍数が上がって変な汗がでる。
こんな思いをした経験はあるかと思います。
その原因って知っていますか?
私たちが人前に立って仕事をするというのは、歴史的に見て最近の出来事です。
私たちの祖先は集団を作り狩りを行っていました。
私たちの遺伝子はそのころから進化していないといわれています。
集団を作って狩りをしている頃、人前に立つという行為は集団からの追放を意味していました。
つまり、人前に立つ=集団からの追放=死ぬという事でした。
昔は、50%の人が10歳になるまでに死ぬといわれいます。つまり死なない行動をとるために、脳が必死に心拍数を上げて戦う準備をします。
その頃の遺伝子が今でも残っていて人前に立つと緊張して心拍数が上がるという説があります。
ここで言いたいことは、心拍数の上がり方が2種類あるということです。
①運動時にもっと筋肉を動かしたいから脳が心拍数を上げる。
②脳が臨戦態勢を取って筋肉がいつでも動けるように心拍数を上げる
①は筋肉が動く→心拍数が上がる
②は筋肉を動かす為→心拍数が上がる
このように同じ現象でも脳の働き方が真逆になります。
当然、②の緊張によって心拍数が上がる現象は体に良くありません。
なぜなら大量のコルチゾールが分泌されるからです。
また、普段から緊張しやすい人や緊張化に置かれる環境の人は交感神経が優位になって不眠症のリスクも上がります。
運動して程よく心拍数を上げた後は副交感神経優位になるので、睡眠の面からも運動はした方が良いでしょう。
特に、部署が異動になった。仕事場が変わった。季節が変わった等も知らずうちに緊張してしまうので運動をした方がいいでしょう。
まとめ
今回は、痩せている人は運動する意味はない??という質問に対する答えでした。
運動しないと、記憶力の低下や仕事の生産性の低下につながります。
また、仕事で体を動かしているは運動にならないケースもあるので、休日にしっかり心拍数を上げる運動をしましょう。
普段から緊張しやすい人は、睡眠に悪影響を与える可能性があるのでしっかり運動しましょう。
以上です
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