の位置(uchimomo_slides.html の s04a / s04b / s04d / s05c / s08a の最終状態) –>
ワイドスクワットをやると、内ももが「なんとなく」伸びる。そこから刺激を求めて、重さを上げていく。
パーソナルトレーニングの現場でよく見る流れです。ただ、内ももに関しては、この「なんとなく」がダメだと伝えています。
結論から言うと、しゃがんでも内ももは伸びません。ワイドスクワットは、自分で伸ばしにいく種目です。
まず、やってみてください
読みながらできます。
足を肩幅の1.5倍くらいに開きます。つま先は外側に向けます。そのまましゃがんでみてください。
これがワイドスクワットです。これで、なんとなく内ももが分かる人もいると思います。
次にもう一つ。しゃがみながら、膝を外に広げてみてください。下にいくと、内ももにストレッチ感があると思います。
同じ種目でも、膝の開き方で効き方が変わります。
内ももは「なんとなく」ではダメな部位です
ワイドスクワットは内ももの種目です。初めてやってもらうと、よく「なんとなく伸びます」と言われます。
でも内ももは、はっきり分かる部位です。なんとなくの時点で、まだ筋トレになっていません。
重さを上げれば、はっきり効くようになりますか?
なりません。重さを上げる前に、覚える動きがあります。この記事ではその動きを解説します。
内ももの筋肉は、5個あって斜めについています
内ももは内転筋とも言われていて、一個の筋肉に見えますが、実は5個あります。名前は覚えなくて大丈夫です。

しかも、骨盤から真っ直ぐではなく、斜めについています。
ワイドスクワットで、5個全部を鍛えられますか?
1個だけ鍛えにくい筋肉があります。一本だけ長い、薄筋です。股関節から膝まで繋がっています。

薄筋は膝が曲がると緩むので、ワイドスクワットでは鍛えにくいんです。つまりワイドスクワットは、残りの4つを効率的に鍛える種目です。
しゃがむだけでは、なぜ伸びないんですか?
斜めについているからです。下にしゃがむだけでは伸びなくて、膝を外に広げないと伸びません。

膝の開き方は、2パターンあります
ここまで読むと、膝を開けばいいんだと思いますよね。ここが難しいところで、一番伝えたいところです。
膝の開き方は2パターンあります。足首で開くか、股関節から開くか、です。
土踏まずが浮くのは、合っていますか?
ワイドスクワットを指導すると、必ず聞かれる質問があります。
「足の裏が外重心で、内側の土踏まずの部分が浮きますが、あってますか?」
答えはNGです。足首で開くのはダメです。

正確に言うと、足は外重心になって構いません。ただ、土踏まずが浮くほど足首で外に開くのはダメなんです。
じゃあ、どこから開けばいいですか?
股関節から開きます。足の付け根から広げる、という感覚です。
立ったまま、股関節を開く練習
股関節から開くのは難しいので、練習種目を一つ紹介します。
立った状態からスタートします。ワイドスクワットと同じで、つま先は外側に向けます。膝を少し曲げて、ちょっとだけ内側に入れたら、そのままゆっくり外に広げます。
この時、足の裏は全体を床につけておきます。少し外側重心でも、土踏まずが浮かないように、股関節で広げます。10回くらいやってみてください。
これが上手になると、ワイドスクワットが上手になります。
練習中、どこが辛くなれば正解ですか?
お尻の横に来ませんか。これが中臀筋という、お尻の筋肉です。
開かない人は、前ももが張っています
今の股関節を広げる動き、難しかった人がたくさんいると思います。パーソナルでも、最初はできない人が多いです。
できなかった人、前ももが張っていませんか。前ももが張っている人は、ここが開きません。
内もものトレーニングだけやっていればいいですか?
内もものトレーニングとお尻のトレーニングは、ペアで考えてみてください。
ワイドスクワットは内ももに筋肉をつけつつ、お尻にもつきます。逆に、お尻のトレーニングは内ももにも筋肉がつきます。両方が両方を上手にします。
お尻のトレーニングと前ももの張りがなぜ関係あるのかは、前ももの張りは、揉んでも次の日に戻りますで解説しています。
裸足でやると、上手になります
最後に、ワイドスクワットをやりやすくする方法です。靴と靴下を脱ぐ。これだけです。

スニーカーは、靴と足の間に隙間があります。だから、さっきの足首で広げる動きができてしまいます。裸足だと隙間がないので、足首で逃げられません。
ジムでも裸足の方がいいですか?
ジムでおもりを持つ時は、安全を考えて靴を履いた方がいいです。家でフォームを作る目的で、自重かつ裸足で10回くらい練習するのがおすすめです。
最後に、通しでやりましょう
足を肩幅の1.5倍くらいに開きます。つま先は外側に向けます。股関節で広げながら、しゃがんでいきます。
しゃがんで勝手に伸びるのではありません。自分で内ももを伸ばしにいきます。
これで、なんとなく伸びている、から、はっきり伸びている、に変わります。
まとめ
ワイドスクワットが上手になったら、重さを足していきましょう。自重に慣れたら重さを足す、くらいの感覚です。すでに重い重量でやっている人は、アップとして使うのもおすすめです。
内もものトレーニングから始めても間違いではありません。それでもやりやすい順番を言うと、前ももをほぐす → 中臀筋のトレーニング → ワイドスクワット。この順番でやると効率が良くなります。
動画で見る(実技つき)
ワイドスクワットの実技、内転筋5つの図、土踏まずが浮く足、立ったまま股関節を開く練習は動画で見られます。
身体は筋肉ではなく、物理現象として読み解く。これが「運動的IQ」です。身体の使い方を、どの動画から見ても学べる運動の教科書を、数年かけて作っています。
体験・お問い合わせはトレーニングジム PUTTERS(栃木県小山市)まで。

コメント