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運動と栄養を、仕組みで理解する。|小山市パーソナルジムPUTTERS 松本大樹
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整体に行くと毎回揉み返しが来るのはなぜ?|体が細い人ほど強く出ます

2026 8/22
トレーニング
2026年8月22日

実際にお客さんから聞かれた質問です。体の細い女性のお客さんでした。

毎回整体に行くと揉み返しがくるんだけど、なんでですか?

体が薄いからです。同じ強さで押されても、筋肉や脂肪が少ない人ほど、中で受ける力が大きくなります。

【この記事で分かること】
・体が細い人ほど揉み返しが強く出る理由
・硬い人ほど、同じ強さで押されても傷みやすい理由
・そもそも、なぜ細い人ほど体が硬いのか
・「硬いから強く押す」が一番よくない組み合わせであること
・毎回同じところに戻ってしまう人が、次にやること

目次

なぜ細い人ほど、揉み返しが来るのか

押す力は、触れている面積で分けられます。厚みがあれば力は広い範囲に散りますが、薄いと一点に集まります。

しかも、深いところにある筋肉は、押す指と、その奥の骨との間で挟まれます。厚みがある人にはクッションがありますが、細い人にはそれがありません。

同じ強さで押されても、筋肉が受ける力はまったく違います。体の細い人と、体格のいい人に、同じ強さで押してはいけないということです。

硬い人ほど、逃げ場がありません

もう一つあります。

緩んでいる筋肉は、押されると形を変えて力を逃がします。張っている筋肉は、変形しないので逃がせません。その場で全部受け止めることになります。

つまり、硬い人ほど、同じ強さで押されても傷みやすい。

「硬いから強く押す」が、一番よくない組み合わせなんです。

そもそも、なぜ細い人は硬いのか

ここが本題です。

筋肉が少ないと、少ない筋肉で姿勢を支え続けることになります。一つひとつが休みなく働くので、緩む時間がありません。それがそのまま硬さになります。

硬いから弱いのではなく、弱いから硬いんです

順番が逆に思われがちですが、私は押して硬い人を見ると「この筋肉は弱いのかもしれない」と考えます。

硬い、と言われたら、世の中の反応は「伸ばす・ほぐす・揉む」です。私は「支える力が足りていないのではないか」を先に疑います。

だから、揉んでも戻ってしまいます

長く続く硬さは、筋肉が固まってしまった状態というより、脳が力を出し続けて、張力を作り直している状態です。

支える力が増えないかぎり、脳は緊張を手放しません。だから、施術で緩んでもまた戻ります。毎回揉み返しが来るのは、毎回同じところに戻っているからです。

今日からできること

まず「弱めにしてください」と伝える

整体が悪いわけではありません。強さが体に合っていないだけです。

ひとこと「弱めでお願いします」と伝えてみてください。それだけで揉み返しはかなり減ります。強くしてもらうほど効く、ということはないです。

根本を変えるなら、伸ばすより支える

硬さの正体が「脳が出し続けている張力」なら、やることは一つです。その範囲を自分で支えられるようにすること。

自分でコントロールできると分かると、脳は防御の緊張を自分から下げます。伸ばして緩めるのではなく、支えられて緩むんです。

【今日の結論】
・体が薄いと、押す力を受け止める面積が小さく、深い筋肉が指と骨の間で挟まれる
・張っている筋肉は変形できない=力を逃がせないので傷みやすい
・「硬いから強く押す」が一番よくない組み合わせ
・細い人が硬いのは、少ない筋肉で姿勢を支え続けているから=硬いから弱いのではなく、弱いから硬い
・長く続く硬さは脳が作り直している張力=揉んでも戻る
・まずは「弱めでお願いします」。根本を変えるなら伸ばすより支える

「伸ばすより支える」が実際にどういうことなのかは、もも裏を例に実技で撮ってあります。硬さで悩んでいる方は、こちらが一番分かりやすいと思います。

▶ もも裏は「伸ばす」より「支える」を実技で見る

【あわせて読みたい】
▶ もも裏は「伸ばす」より「支える」・前ももばかり疲れる人へ → 記事で読む
▶ 反り腰はお尻を鍛えても治らない・骨盤を支える「腸腰筋」の使い方 → 記事で読む

硬さは、強く押して取るものではありません

揉み返しが来るのは、体が弱いからでも、我慢が足りないからでもありません。体の厚みと、硬さの中身に、強さが合っていないだけです。自分の体に何が起きているかで判断できるようになること。これが「運動的IQ」です。栃木県小山市のパーソナルジム PUTTERS では、気合いや道具に頼らず「自分で動いて、日常で使える体」を作る指導をしています。体験・ご相談はお気軽に。
▼ LINEで相談:https://lin.ee/xbGW2yf

※感じ方には個人差があります。強い痛み・しびれ・長引く不調がある方は、無理をせず医療機関にご相談ください。

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この記事を書いた人

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松本大樹(運動的IQ)|栃木県小山市のパーソナルジムPUTTERS代表。元ジャニーズ事務所の専属トレーナー。芝浦工業大学・生体機能工学出身。運動と栄養を「仕組み」から解説しています。

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