現代社会においてスマホは必須の存在となっておりますね。
スマホは2006年頃から爆発的に売れ出して、今は一人1~2台持つのが当たり前な時代ですね。
そんなスマホが人間に、更にはダイエットに悪影響な部分があるので今回は紹介していきます。
こちらの記事を読むことで次の事を理解できます。
・ついスマホを見てしまう理由
・スマホと食欲増進の関係性
・スマホを近くに置かないメリット
・寝る前にスマホを見てしまった時の対策
それでは順番に解説していきます
スマホをつい見てしまうのはドーパミンのせい?
ドーパミンとは幸せホルモンの一つです。
幸せホルモンの3つをまとめている記事はこちらから↓
ドーパミンは幸せホルモンですが、依存症になりやすいので上手に付き合わなくてはいけません。
以前の解説ではありませんでしたが、ドーパミンは人に行動させようとする働きがあります
【具体的な例】
食べ物を見たときに人はドーパミンが出ます。
実は食べ物を食べて幸せに感じている時も、食べる前に想像している時の方がドーパミンはたくさん出ているのです。
その理由は、「目の前にあるものを食べなさい」と脳がドーパミンを出すことで指令しているからです。なぜこのような指令をしているかは、人間の歴史をたどるとわかります。
【人間の歴史】
私たちが狩りなどをしている時代は、食べ物があまりなかった時代です。つまり食欲がない=死ぬという時代でした。その時から人間は進化しておらず、カロリーをほぼ低価格で買えるこの世の中でも食べ物を見ると死なないためにドーパミンが出るといわれています。
話を戻すと、我々の行動には死なないための行動というものが今でも根強く体に刻まれています。
昔は情報源が無いと死ぬ時代でした。そのため人間は新しいニュースや人の噂などに敏感と言われています。現に新型コロナウイルスのニュースなど毎日見てる人いると思います。毎日見ても状況は何も変わらずに見続けていると思います。これもドーパミンの影響です。
更に言うと、スマホを開くという動作自体もドーパミンを出しています。友達からのラインや新しいニュース、SNSの発信確認など、すべてドーパミンの影響から勝手にスマホを開いているのです。
近くにスマホがあるだけでもNG
スマホをサイレントモードにしてポケットに入れればOKなのでは??
このように思う人もいると思います。
これに対する回答はNOです。
スマホが近くにあるのもそうですが、ポケットに入っているだけでも意識してしまうとのことです。
これまで、なぜ無意識にスマホを見てしまうのかを解説してきました。スマホが見るのはドーパミンのせいですが、スマホにはダイエットに悪影響なものがあるので紹介していきます。
スマホは食欲増進のグリシンを増やす
スマホを夜に見るとブルーライトで睡眠の質が下がるということは皆さん知っていると思います。
これのメカニズムは、メラトニンというホルモンが関係してきます。
メラトニンとは、日中は少なく、夕方から夜にかけて分泌量が増えてきます。つまりメラトニンが増えるおかげで人間は眠くなり、夜に睡眠をすることができます。
ブルーライトを浴びると、メラトニンの分泌にブレーキがかかり体が昼間だと勘違いします。これが、睡眠を妨げる理由です。
更にブルーライトには、コルチゾールというストレスホルモンを増加させ、空腹ホルモンのグリシンを増やします
朝に太陽光を浴びて、コルチゾールを増加させて目を覚ましたり、朝食を食べれるようにグリシンを増やすことはすごく良い事です。
これを寝る前に行うのが体には良くありません。
寝る前のスマホは太る原因なのでなるべく控えましょう!!
コルチゾールに関してはこちらで解説しておりますのでご覧ください
寝る前は近くにスマホを置かない
寝る前はスマホを控えようと思ってテーブルの上に、画面を下にして置いてもあまり意味がありません。なぜなら、ドーパミンがスマホを見ようとさせるからです。
つまり、根本的に解決はスマホを遠ざけるしかありません。
寝る前に見るニュースなら朝見れば良いですし、友達のラインや仕事のメールも翌日に返せばよいです。
とは言えできない場合もありますね。
翌日友人と遊ぶ約束があれば、夜のうちに返さないといけないですし、緊急の仕事もあります。
まずは一週間の内に1回ぐらい夜にスマホを見ない日を増やせたらいいと思います。
寝る前にスマホを見てしまった時の対策
空腹ホルモンのグリシンを抑制するホルモンは成長ホルモンです。
成長ホルモンは運動時に分泌されることが分かっています。日頃から運動習慣を身に着けることで、ある程度はグリシンの抑制は可能です。
運動後にお腹が空かない現象は、成長ホルモンの分泌によるグリシンの抑制の効果からきています。
まとめ
私自身夜寝る前もスマホいじっている人でしたが、なるべくスマホを遠くに置き本を読む生活に変えました。
寝る前に大切な友達や家族、恋人と過ごしているのにスマホをいじるのはホルモンの観点からも良い行動ではありません。
一人では達成しにくい場合は、「パートナーと過ごす夜はスマホを使わない」といった事をするだけでもダイエットの観点からも幸せホルモンの観点からも良いでしょう。
参考になれば幸いです。
以上です!
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